展示会後記

「第３４回田川書道教室展報告記」

　
九州南部の豪雨で心配されていた天気も、北部では申し訳ないほど天気に恵まれた７月５日から７日までの３日間、第３４回田川書道教室展並びに教室開塾５０年の記念すべき展覧会が開催されました。

会場には条幅１／４や半紙、三字名句のミニ色紙、ペン字、硬筆等２６０点余りの作品が所狭しと展示され、３歳から８０歳以上の幅広い世代の方々に出品して頂きました。
作品を仕上げるに当たり、もう一枚、もう一枚と皆最後まで頑張り抜きました。

書道は字が上手くなる事だけではなく、礼儀作法も覚えられます。最初のうちはなかなか挨拶や返事が出来ない子供達が多く見られましたが、いつしか出来るようになり、そうした事にも力を入れてまいりました。

テレビ局や生活情報紙の方から取材を受けると張り切って答える子供達を微笑ましく思いながら「継続は力なり」をモットーに５０年間走り続けてまいりました。また、市長様ご夫妻や多数のご来賓の方から御祝辞を頂き感激致しました。

半世紀にわたり書道に携わってこられましたのも地元の皆様をはじめ文化書道学会、代々木文化学園、全国連盟の皆様のご支援があったればこそと厚く御礼申し上げます。

明日からまた日々努力、精進してまいりたいと思います。

今後ともご支援、ご指導を賜りますよう、皆様のご健康を心より願いながら、無事に書道展が盛会に終了出来ました事をご報告させて頂きます。

（田川湖舟記）