展示会後記

「第35回田川書道教室展記」

新型コロナウイルスの感染拡大並びに九州北部の豪雨と今までに味わったことがない日々の生活の中で書道展を開催すること自体どうしたものかと悩みに悩んだ末、会場の方とも相談しながら7月17日から19日までの3日間、第35回田川書道教室展を無事盛会に開催、終了することが出来ましたこと大変嬉しく、ご協力頂いた方々に深く感謝申し上げます。

書道展の案内状も家族の方のみに限定し、他県からのご来場者はなかったものの、衆議院議員様、代々木文化学園様からのご祝電や佐世保市長ご夫妻のご観覧、ご家族の方々のご来場で会場も温かい雰囲気の中、地元のテレビ局にも紹介して頂きました。

会場には5才から80才までの方の作品およそ250点を展示、今年は百人一首や古今和歌集、万葉集などのかな作品をメインに子供達ののびのびとした元気のある条幅も並べられ、一発勝負のミニ屏風ではガタガタふるえましたという言葉を耳にし、緊張感が伝わりました。

50年以上続けております書道教室では挨拶と返事を厳しく指導してまいりました。そして「継続は力なり」をモットーにこれからも努力精進してまいります。どうぞ今後共、ご支援、ご協力を賜りますよう、さらに文化書道学会の益々のご発展を祈念しながら書道展のご報告とさせて頂きます。
（田川湖舟記）