北関東連合会では６月９日、佐々木洋石先生をお迎えして恒例の研究会を開催しました。

当日は雨模様の天気でしたが、佐々木先生はいつものように元気な笑顔を見せて下さいました。

そして中国の歴史や書道史に詳しい先生は、いつものように書のお話と共に中国旅行の思い出話もして下さいました。

今回はお気に入りの拓本を手に入れたと思ったのに、日本に帰ってきたら実は空っぽだったという愉快な買い物のお話でした。

会食の後は、会員の作品を一点一点丹念にご覧になりながら指導して下さいました。

特に漢字も仮名も連綿を意識して書くことが重要という点を指摘されました。

夕方には心配していた雨も上がりましたが、批評と添削をしっかりやって頂いて、さぞかしお疲れだったことと思います。

最後になりましたが、文化書道学会の本部の諸先生方並びに事務局の皆様に感謝申し上げ、文化書道学会の益々の発展を祈念致しまして研究会の報告とさせて頂きます。

（向原春峰記）