梅雨がまだ明けない7月13日の暑い日、本部審査員の雨宮紫洸先生をお迎えして神奈川県連合会定例の研究会を開催致しました。
課題は月刊誌7月号より条幅漢字作品、半紙の随意ABCともう一つが仮名条幅自運です。
私達の作品一点一点に細やかな講評をして頂きました。
作品作りには、文字の大小細太、墨の潤渇の変化を表現することが大切ですが、今回特に印象に残ったことは、作品の中に直線を活かすことです。
行書、仮名は曲線が多くなりがちですが、曲線の中に含まれる直線を効果的に用いることでエッジの立った文字になり、作品全体が引き締まるという点を特に印象深く感じました。
今回も作品の添削をして頂き、仮名作品の文字の使い方、筆の動き等を勉強させて頂きました。
茶話会では、普段なかなか質問できない検定に関する疑問点について参加者同士で話し合ったり、雨宮先生に質問したりする機会がありました。
またプライベートな話題も交え親睦を深める時間となりました。
暑い中、講師に来て下さいました雨宮先生には会員一同、心から感謝申し上げます。
末筆となりましたが、文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝を祈念致しまして研究会の報告とさせて頂きます。
なお、神奈川県連合会では毎月第二日曜日に研究会を行っています。
見学も可能です。
県内在住在勤の皆様、一緒に書の勉強をしませんか。
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菊地栴水記
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