さわやかな秋晴れに恵まれた10月1日、カリフォルニア州トーレンス市にあるミヤコハイブリッドホテルの「奈良、京都の間」にて「秋の文化書道展」を開催致しました。

今年は2019年と同様、在ロサンゼルス日本国総領事館の後援を頂き、詩吟「吟道加州朗詠会」、長唄「みのり会」、津軽三味線「佐々木光露会」の会員の皆様方と共催で日本の伝統芸能文化を紹介するイベントとして開催されました。

米国連合会は、会場の内外にベニス書道会からの作品も合わせ60点ほどの作品を展示し、約150名の来場者の方々に鑑賞して頂きました。

また今年は、ベニス書道会の小笠原華石師範と吟道加州朗詠会のバームガードナ和清さんのお二人による書道吟も初めての試みとして披露されました。

題名は「富士山」で石川丈山作。

詩吟の朗詠に合わせて書道作品をお客様の目の前で最初から最後まで完成させるというもので、多くの来場者の方々に異なる芸術とのコラボレーションを楽しんで頂くことができ、展示した書道作品と共に大変好評を頂きました。

また10月14日には世界各国の食、芸術、音楽などが楽しめる「アーバイン・グローバル・ビレッジ・フェスティバル」がオレンジ郡の広大な敷地で開催され、米国連合会も日本文化の紹介として、華道、折り紙、けん玉実演などと共に参加させて頂きました。

開催22周年を迎え、来場者は2万人を超えるイベントでした。

末筆になりましたが文化書道学会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝をお祈り申し上げ、文化書道米国連合会の書道展の報告とさせて頂きます。

秋田茂子