展示会後記
「第6回雅草書道教室ちっちゃな書道展を終えて」
台風10号の進路に翻弄された8月31日、9月1日の両日、沼津市大手町のしずぎんギャラリー四季にて第六回雅草書道教室ちっちゃな書道展を開催致しました。
学童から師範代の生徒さん、当教室最高齢87歳の生徒さんの力作に加え、西脇呉石先生はじめ文化書道本部評議員の諸先生方の御作、先代から長く親交のあった秋満紫光先生の御遺墨、そして教場主である中川雅草先生の作品等を展示しました。
この書道展を開催する目的は、まず生徒さんたちがひとつの目標に向かって努力を積み重ね、その成果を形にすること。
第二に自分の作品を客観的に見る眼と心を養うこと。
さらに他の方の作品を見て、次の目標を見つけること。
そして何より、大人も子供たちも頑張って仕上げた作品を形にして残すことにあります。
特に学童の皆さんには立派に表装された作品を手元に残し、彼ら彼女らがいつか親になり、自分のお子様に何か習い事を考える時、子供の頃の良い思い出として、その作品を広げながら当教室での経験などを伝えていただけたら...と願っております。
2年に1度の本当にささやかな書道展ですが、開催にあたり文化書道本部の皆様方、生徒、保護者の方々のお力添えなしには到底開催できることではございません。
ご理解、ご協力下さったすべての方々に心より御礼申し上げる次第でございます。
2年後の開催に向けて、これからも和やかに質の良いお稽古を提供し、書技の向上はもちろん、それぞれの世代にふさわしい心の豊かさを培って頂ければ幸いに存じます。
中川 雅草記
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