展示会後記

「第40回文化書道浪速連合会書道展記」

秋も深まり、紅葉も色づき始めた11月7日、大阪府教育会館たかつガーデンから東大阪市文化創造館に場所を移し、当連合会員一同、心機一転の気持ちで書道展の準備をしてまいりました。

天候にも恵まれ、秋の日差しが眩しいほどの開放的な会場で第40回文化書道浪速連合会書道展が開催されました。

前回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりましたが、今回は関係各位のご協力のもと、開催できましたことを心より感謝申し上げます。

感染予防対策として入口での検温、消毒、マスクの着用を徹底して頂きました。

作品展示場には西脇呉石先生、雲石先生、韻石先生をはじめ、本部審査員の諸先生方の玉作が展示され、続いて会員、準会員の作品、そして元気いっぱいの学童の毛筆、硬筆の作品を展示させて頂きました。

午後からの表彰式では、例年行っておりました席上揮毫は感染対策により中止とさせて頂きました。

松浦静韻副会長の開会の辞で表彰式が始まり、奥田雅石会長、堀華影名誉会長の挨拶の後、来賓の大阪教場連合会の今津晴景先生より祝辞を賜りました。

「令和3年10月に日本の書道が無形文化財に登録され、これを機に益々精進しましょう」とのお言葉を頂き、これからも誇りを持って書道に向き合っていこうと思いました。

その後、各受賞者の表彰が滞りなく進み、松浦静韻副会長の閉会の辞をもって表彰式は無事終了致しました。

末筆となりましたが、当連合会書道展開催にあたりご支援賜りました文化書道学会並びに各連合会の先生方に心より御礼申し上げますと共に、文化書道学会の益々のご発展と皆様型のご健康をお祈りしまして、書道展の報告とさせて頂きます。

（竹中彰秀記）