展示会後記

「第37回文化書道近畿連合会展記」

爽やかな秋晴れに恵まれた10月23、24日の2日間、京都文化博物館にて第37回近畿連合会展が開催されました。

前回に続きコロナ禍の中での開催でしたが、受付では感染予防対策として検温と消毒を行い、来場者は約600名を数え、大勢の学童、保護者、一般の方々に足を運んで頂き、嬉しい限りでした。

会場には初代会長西脇呉石先生、西脇雲石先生、西脇韻石先生の御遺墨をはじめ、会員、準会員、学童の作品約450点が展示されました。

表彰式は24日午後1時より近隣の連合会の諸先生方、後援の㈱呉竹様のご臨席を賜り、学童、一般の二部制で行われました。坂本峰雲会長の挨拶の後、浪速連合会会長の奥田雅石先生からは「毎年、近畿連合会の書道展に来るのをワクワクしながら、今年はどんな素晴らしい作品に出合えるかとても楽しみです」と激励のお言葉を頂きました。

また来賓の先生方と㈱呉竹様に当日、選んで頂いたサプライズの奨励賞の発表では、突然、自分の名前が呼ばれ、嬉しさと驚きの表情で前に出てくる学童、一般の方々に、会場からは大きな拍手が沸き起こり、とても感動的でした。

式典の後、京都ブライトンホテルでの宴席があり、万全なコロナ感染対策の中、黙食で美味しい京料理を堪能しました。

コロナ禍の中での連合会展開催となりましたが、とても素晴らしい書道展となり、また無事に終える事ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

末筆になりましたが、ご支援賜りました文化書道学会、代々木文化学園、近隣連合会の諸先生方、その他多くの関係者の方々に感謝を申し上げますと共に、皆様方の益々のご発展とご健勝をお祈り致しまして、書道展の報告とさせて頂きます。

（京極光輝記）