各地イベントのお知らせ 2024.03.22

第30回公募文化書道 愛知友心会書道展記

展示会後記


冬とは思えない程暖かい12月2日、3日の両日、知立市文化会館に於いて第30回公募文化書道愛知友心会書道展を開催しました。


前日1日午後1時より会員、門下生で会場作りをしました。

西脇呉石先生、西脇雲石先生、西脇韻石先生の御遺墨、本部審査員の先生方の玉作、当会の前会長の御作品を中心に会員の趣向を凝らした漢字、仮名の作品を飾りました。

ギャラリーの一部に力強い学童高学年の半紙三枚つなぎの仮巻、元気よく書かれた低学年の八つ切りサイズの毛筆作品、丁寧に書かれた硬筆作品を展示し、会場の所々に一輪花等を配置し、温かみのある優しい雰囲気にしました。


両日、家族で談笑しながら鑑賞したり、じっくり一つ一つ鑑賞したり、作品の前で写真を撮っている姿がありました。

マスクなしで撮影している様子に感慨深いものがありました。

3日の表彰式では朝早くより評議員の小野春水先生にお越し頂きました。早々に展示会場に足を運ばれ、会員の作品を一つ一つ丁寧に講評、ご指導下さいました。


午後1時より同館内の花しょうぶホールにて石川副会長の司会で表彰式が行われました。

鬼頭会長が「日本の文字の美しさと人が読みやすい字は美しさの1歩である」と挨拶され、続いて小野先生より愛知友心会の30年前発足当時の話、呉石先生とお別れの時の話、そして1日1日を大切に勉強、書道に励んて下さいとのお言葉を頂きました。
山下副会長の審査報告の後、愛知県知事賞をはじめ上位入賞者に賞状や楯、トロフィーが手渡され、閉会の辞を以って式典を終了しました。
その後、式典会場にて写真撮影をし、書道展会場も全会員で片づけをしました。


会場を木曽路に移し、小野先生を囲み、美味しい料理を食べながら楽しいひとときを過ごしました。
小野先生には近くのホテルにお泊り頂き、翌日4日、通称知立の弘法さんと言われる遍照院へ立ち寄り、書の上達等の祈願をし、昼食後、解散となりました。
4年ぶりの小野先生との再会、マスク等の行動制限もない以前のような書道展が出来たのはとても嬉しいことです。

これからもこうして変わらず書道展が続けられることを願わずにはいられません。


末筆となりましたが、当書道展の開催にあたりご支援を賜りました文化書道学会の本部諸先生並びに関係行政等の皆様に心より御礼を申し上げますと共に、皆様方のご健勝と文化書道学会の益々のご発展を祈念し書道展の報告とさせて頂きます。
近藤菁麗記

大賞

準大賞

努力賞

準努力賞

奨励賞

準奨励賞

代々木文化学園賞

文化書道学会賞

審査員特別賞

団体賞