展示会後記

「第3回文化書道（北海道）かえで書道展記」

初冬を迎えたことを実感する、さっぽろホワイトイルミネーションの点灯日と同じくして第3回文化書道（北海道）かえで書道展が11月22日から26日までの5日間、札幌資料館で開催されました。

札幌市教育委員会から後援を頂き区役所、ギャラリー、カフェ等20ヶ所以上にチラシを配架し、満を持してその日を迎えました。

慣れない展示作業に悪戦苦闘しながら何とか飾り終え、5日間の書道展を無事に走り切ることができました。

たくさんのお花に囲まれ、表装もカラフルで華やかな会場となりました。

また評議員の千田篁甫先生のご賛助により、西脇呉石先生の御遺墨及び千田先生の玉作をお借りすることができ、生徒さんはもとより、ご来場の皆様もじっくり鑑賞されていました。

期間中は約300名の方にご来場頂き、皆さん「綺麗な書体だね、優しい書だね、目の保養になるね、子どもの書は素直でいいね」など、たくさんのお声を頂きました。

その場で教室の体験レッスンの申込みがあったり、隣町で文化書道を頑張っている方とお会いできたり、そして何より生徒さんのモチベーションが上がったので、準備は大変でしたが開催して本当に良かったです。

次回は、大通公園に薔薇が咲く季節に開催したいなぁ、もっと作品数を増やしたいなぁ、道外から先生たちをお招きすることができたら皆さん喜ぶだろうなぁ、などと夢が膨らみます。
北海道の人にもっともっと文化書道を知ってもらう為にも展覧会を定期的に開催したり、日々ＳＮＳで発信をしたりして、たくさんの方の目に触れられるよう頑張っていきたいと思います。

末筆となりましたが、書道展をご支援下さいました代々木文化学園並びに千田先生、そしてインスタグラムで応援して下さった先生方に心より感謝申し上げますと共に、文化書道学会の益々のご発展を祈念して書道展の報告とさせて頂きます。
西本恭泉記