文化書道近畿連合会主催の第2回京都錬成会が5月18日、京都府文化博物館に於いて開催されました。
今回は南関東連合会の方も参加して下さり、近隣の連合会並びに文化書道の書友の皆様方と共に新たな創造を得る可能性をもって集いました。
午前10時30分頃に開会式を行い、その後は午後4時まで錬成を致しました。
課題は自由としながらも、やはり呉石先生の教育的な書風を臨書される方が多く、先生方もご指導しやすく進行できたのではないでしょうか。
その後、審査では特別会員、七段、五・六段、四段以下、仮名と各部門に分かれて各賞一席を決定し、先生方に運筆法、気脈、構成に関する結体などの講評を頂きました。
表彰式では賞状、賞品を授与し、本部審査員の村山正桂先生の作品を参加者の中から4名の方に差し上げ、無事盛会に終了することができました。
今回の錬成会を経て、第1の成果として、運筆を学ぶ会員の結束がさらに強まったように思われます。
展示された作品にも全体に一貫したまとまりと、生き生きとした動きが感じ取れ、これからの個性に応じた運筆表現につながると信じます。
短時間ではございましたが多くの人が集い、書く楽しさと、各自が線や形に生命を与えてこそ、この錬成会開催の重要な意義があるのだと考えます。
最後になりましたが、今回の錬成会でご指導下さいました本部審査員の奥田雅石先生、今津晴景先生、直井松園先生、村山正桂先生、各連合会の諸先生方に深く感謝申し上げます。
末筆ながら文化書道学会の益々のご発展を祈念し京都錬成会のご報告とさせて頂きます。なお次回は令和8年5月17日に開催を予定しております。
坂本峰雲記
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