展示会後記

「文化書道第2回香月書画句展を終えて」

好天に恵まれた3月27日から30日までの4日間、松岡香月先生とその生徒による作品展、香月書画句展が埼玉県新座市にある、にいざほっとぷらざに於いて開催されました。

松岡香月先生は御年94才。生徒もかなり高齢の人が多くなりましたが「ギャラリーに文化の花を咲かせよう」を合言葉に開催日を迎えました。
第1回と同様、香月先生と生徒の会場を分け、それぞれの雰囲気を味わって頂く事にしました。
香月先生の会場には書、水墨画、篆刻、俳句が順序よく並べられ、先生ならではの趣向を凝らした作品は、多くの方々の感嘆のお声を頂く事が出来ました。
生徒の会場もこの日のために制作された力作が並び、来場者の方々に楽しんで頂く事が出来ました。

長い間、文化活動に勤しんでこられた香月先生なので、会場には色々な方が駆けつけて下さり、とても楽しい作品展となりました。埼玉県連合会の先生方をはじめ、最終日には評議員の久保田溪岳先生にも遠いところ足をお運び頂き、御高覧下さいました。厚く御礼申し上げます。

最後になりましたが、この書画句展を迎えるに当たり埼玉県連合会、新座市文化協会、㈱鵞毛堂様の御後援、更に沢山の方からお力添えを頂きました。厚く御礼申し上げますと共に、文化書道学会の益々の発展をお祈りし、香月書画句展の報告とさせて頂きます。

（並木香風記）